香港で無くなった物。
今回、香港でUSB8PortHubを購入する為に旺角へ行きました。 で、E2出口から出て道路を渡り右側に旺角電脳市城が… と考えていたんですが、どうも無くなっていました。 その場所には携帯電話屋さんとかが有り、 あの楽しさはどこかへ行ってしまった様な状態になってました。 今回の旅行はそんな無くなった物が多々有る事に気が付いた旅行になしましたので「無くなった物」について書いてみました。
- 香港は移り変わりの速い街なので昨日有った店が無くなっているって事は多々有ります。 でも、その店が行きつけの店だったり、
お気に入りの店だったりする事も有ります。 皆さんにも経験は有るでしょう。
その時の悲しさとか喪失感なんかはかなり来る物が有ります。
今回、旺角電脳市城が無くなりどこへ行けば良いんだ?と考え、じゃあシャムスイポ(漢字が無いので書けないからカタカタ表記) の高登電脳中心に…って事で行ってみたらここも無くなっていて携帯電話が軒を並べていました。 日本でもパーツ屋さんは少なくなり自作は「古き良き時代」の代名詞になりつつ有りますが、 香港ではもうそうなってしまっている感が有りました。
本来ならここで灣仔の…となれば良いのですが、私の知っている限りでは旺角等のお店とは違い、 大手メーカーの商品だけが並んでいると言う感じなので、香港に来てまで日本と同じ物を購入する必要も無いと言う感覚なのです。 なので今回灣仔の店には行かずそのまま帰国となりました。
この携帯電話屋さんも恐らく数年後には無くなっているでしょう。 次に入る店はどんな店なのかは全く想像出来ませんが、 出来れば無くならず末永く営業して欲しいと思います。
- 今回、無くなった物で言えば女人街にも有りました。 女人街は香港のパンフレットを見ると「香港随一のナイトマーケット」
と明記されていると思います。 ですがその言葉にも陰りが出ているようです。
欄外左側の写真にカバン等を吊り下げた露天の写真が有りますが、それが女人街の一角に有るお店です。
その店が軒を並べている写真が有りますからその写真を見て頂きたいのですが、一番左上の写真。 普通に人と人の間から品揃えを見る事が出来ます。 が。 以前はこんな状態では無かったのです。 人を掻き分けないと品揃えなんて見れなかったんですから。
それが現状では普通に見る事が出来、写真最上段真ん中の写真を見ると結構な人がいるように見えますが、こんなのはガラガラなのです。 その理由を考えるに彌敦道(ネーザンロード)向かいに大きな商業ビルが建設されました。 その写真は3段目真ん中と右側、 その他数枚なのですがやはり客の奪い合いが行われているんだろうと感じます。
狭い香港ですから商業地域を拡大すれば必ず競合は発生します。 新興商業地域は雨後の竹の子の様に乱立しています。 また、 観光客は限られていますからそうなってくるとやはり古い地域は劣勢に立たされる訳で、 そうなってくると今後の予想出来る範囲で有ればこの類のナイトマーケットが統合されると言う事が有り得ます。 (中国からの客が有るとは言え、1日に入国出来る物理的数字に限界は必ず存在します。)
想像したくも無いですが、雑然とした町並みが無くなっていくのはやはり物悲しい物だと思います。
- 無くなった訳では有りませんが、移動していた店が有りました。 それは尖沙咀に有るHMVでした。
辻向かいの新ビルに入っていたのですが、以前のビルはそんなに古いビルでは有りませんでした。 また、
売り場も拡大された訳では有りませんし品揃えも減っている位なのです。
もしかすると店舗を増やすと言う意味合いとリニューアルと言う意味合いを兼ねて旧店舗を移動し、 空いた部分をリニューアルすると言う趣向なのかもしれません。 ですがその手の広告を見かけなかったので移転だろうと思うのですが、 もし移転なので有れば「やはり古い物は排除されるのが常」と言う感覚を受けてしまいます。
香港に興味の無い人に対し香港の街並みを説明した所で「建物でしょ?」と言う答えが返ってきます。 これはもう当然の話ですから仕方の無い話です。 ですが明星リピーターは別として、 香港リピーターは基本的に古いビルが雑然とした街並みを好む訳で、綺麗な街並みは別段望んでいないと思います。
雑然とした街並みの中を多くの人が歩き、その中の旅行者は気ままに歩き、地の人は忙しそうに歩くのです。 その風景をリピーターは楽しみ、愛でるのです。 その楽しみで有る古い街並みが少しづつ無くなりつつ有るのはやはり香港に対しての魅力が減る傾向に有るのではないかと思うのです。
香港の街並みは知らぬうちに少しづつ消え、気が付いた頃の香港はもしかすると彌敦道以外の道路にだけ看板が道路にはみ出し、 それ以外は綺麗な街並みになってしまうのかもしれません。 街並みがこの数年で劇的に変化している事を考えると、 無い話では無いような気がします。