旅行の気分。
いつも旅行に行く時、行く数週間前は「あーでもない、こーでもない」と楽しげに思案しているけど行く数日前になると「もう行くのやめようかな、全部ブッチして寝てようかな」と思うのですが、結局そんな事をする訳でもなく「お金払ってるし行くか」と、何の為に行くのか良く判らん心境になっていたりします。
正味な話、私は出かけるのが好きでは無いのですし、何故旅行に行く事が多くなったのか自分でも良く判りません。 少なくとも初めての香港で衝撃を受けたのは確実ですし、地下鉄出口から香港の街を初めて見た時の五感は今も覚えています。
でも初めての香港の時も確か「行くのやめようかな」と考えており、結局はこう言う癖が有って、それは別段本心でも何でもなく、この事を考えていると付き合っていた彼女がふとした事で言っていた事が思い出されるのです。
「料理作ってるとさ、おなかが空いてても出来上がったら別段食べたいと思わないんだよね」
結局、旅行をするのが目的って訳ではなく、その過程を楽しんでいるのかどうなのかは判りませんけど少なくともその土地へ行く為の情報を集めてどーこーしたり、持ち込み物を選定する為に本を読んだりとかって事を楽しんでいるのであって、最終的な目的である旅行ってのはその過程で満たされているんじゃないか?と。
でも先の言葉と決定的に違うのは、行ったら行ったで別の楽しみが有って、それが有る事を知っているから行って、結果がどうあれ楽しんで帰って来ている、だから結局また行くんだろうと思えるのです。
なので今も「面倒くせー」と思っていますし、用意するべき物は全部したので行くまでの間は気分はかなり下がっていますけども、結局やっぱり旅行に行って帰ってきたら「また行きたいなぁ」と思うのがいつものパターンで今回もそうなるのだと思います。